NHK　きょうの健康では、春になると辛い花粉症について説明されましたね。花粉症対策として、花粉を浴びない工夫と市販薬を上手に使う方法など。自分で出来る対策など取りいれて行きたいですね。

花粉症対策方法　NHKきょうの健康

花粉症対策方法　NHKきょうの健康～　2012年2月13日放送

寒さが厳しいこの季節、早く暖かくなって欲しいものの、春になると花粉に苦しめられますね。
きょうの健康では、花粉症について！

講師は、千葉大学大学院教授の岡本美孝さん

花粉が飛ぶ季節は、暮らしの工夫の仕方で随分と違ってくるようですね。
しかも、昔と違い花粉症の市販薬も色々と販売されているようなので便利ですね。

花粉症の原因のもっとも多いのはｽｷﾞ花粉！ｽｷﾞ花粉症その原因と対策

花粉症とは

花粉症とは

花粉症は、花粉によって生じるｱﾚﾙｷﾞｰ疾患の総称。

花粉症の原因

花粉症の原因

花粉症の原因となる植物はさまざま。
最も多いのが、ｽｷﾞ花粉で全体の70%を占めているそうです。

ｱﾚﾙｷﾞｰ症状

ｱﾚﾙｷﾞｰ症状

ｱﾚﾙｷﾞｰ症状は、体にある免疫機能が過剰に働いて、排除する必要のないものまで排除しようとするために起こるそうです。

花粉症では、体内に入った花粉を異物と認識してIgE抗体が作られ、それが肥満細胞と結合。
この状態で再び花粉が入ると、それを排除しようとして肥満細胞からﾋｽﾀﾐﾝなどの化学伝達物質が放出。
すると、ﾋｽﾀﾐﾝが神経や血管などを刺激して、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどの症状が起こるそうです。

自分で出来る花粉症対策

自分で出来る花粉症対策

1.花粉を浴びない工夫・・
ﾏｽｸ、花粉症対策用眼鏡、帽子、表面がつるつるとした服装
窓や戸はなるべく開けない、洗濯物や布団を外に干さない、窓際をぬれ雑巾で拭き掃除する

2.市販薬を上手に活用する
今は、花粉症の薬の一部が市販薬になり販売されているそうです。

抗ﾋｽﾀﾐﾝ薬は、ﾋｽﾀﾐﾝが神経や分泌腺、血管などに結合して刺激を起こす作用を抑える
（くしゃみ、鼻水を抑え、眠気などの副作用が軽減されている第二世代の抗ﾋｽﾀﾐﾝ薬が薬局販売されている。

市販薬で花粉症を上手に乗り切る方法

市販薬で花粉症を上手に乗り切る方法

初期療法として、花粉が飛ぶ直前からのみ始めると効果的

遊離抑制薬はﾋｽﾀﾐﾝなどの化学伝達物質の放出を抑制する薬
（くしゃみ、鼻水、鼻づまりのほか、目のかゆみを抑える効果もある）

血管収縮薬は、鼻づまりに効果のある鼻噴霧薬
（続けて使うと薬剤性鼻炎を起こす場合があるの注意が必要。1週間程度で使用を中止しした方が良い）

鼻噴霧ｽﾃﾛｲﾄﾞ薬は強い炎症を効率よく抑えて症状を改善する薬
（使用は年間で1か月以内に収めるようにする）