介護付有料老人ホーム
■介護付有料老人ホーム
介護付有料老人ホームとは、普通の有料老人ホームとは違い、各都道府県から
「特定施設入居者生活介護」という指定をうけた施設をいいます。
日常生活を送るという生活の拠点としての場所ほか、
食事・健康管理・健康相談・掃除・選択・入浴などを介護サービスとして行います。
特別養護老人ホームと同様で、施設内に介護スタッフが常時降りますので、何かがあった場合でも、安心ですね。
介護が必要ないという状況で施設に入居したとしても、介護が必要という状態になったときに、
事前のケアプラン等を行うことなく介護に入ることができるという施設も多く、
こうした施設にご高齢者を預けることはご家族にとっても非常に安心できる施設ですね。
有料老人ホームは、老人福祉法によって、常時10人以上の高齢者が入居し、
食事の提供、その他日常生活上必要な便宜を提供することを目的とする施設で老人福祉施設ではないものという定義があります。
介護付有料老人ホームは、介護や食事といったサービスを提供する「ご高齢者向けの居住施設」ということです。
看護師による健康チェック、血圧や体温などの健康管理は毎日行われるという場合が多いので、
ご高齢者の身体の変化にも対応できる施設ともいえますね。
核家族化が進んだ高齢化社会の日本において、離れて暮らしているご家族に迷惑をかけたくないという理由で、
こうした施設を選択する方もいらっしゃいます。
こうした方々が生活に心配することなくすごせるように、より良い介護サービスが行われています。
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)とは
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)とは!?
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)とは、介護保険で介護の必要があるという要介護認定の出た方が利用可能です。
身体や精神に著しい障害を持ち、介護が必要な方が入居できる施設ということですね。
ケアマネジャーさんとかが時々言う「とくよう」というのはこの施設のことです。
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)では、介護保険によってある程度の負担は国が持ってくれますが、
サービス費の利用者負担分や食費、さらに居住費など自己負担分も多くなっています。
費用については、その施設がどのような居住環境かによって変わってきますが、ある程度の費用がかかります。
日本では高齢化が進み、世界でも指折りの高齢化国家となっています。
医療技術の進歩、豊かになった食生活などによって、長生きすることができるようになりました。
しかし、高齢化によって、寝たきりのご高齢者が増加し、認知症や色々な疫病も浮き彫りになってきました。
現在は、多くの家族で共働きが多く、「主婦」が家にいるという家族は少なくなっています。
家で介護できることが何よりなのかもしれませんが、認知症や身体・精神に障害がある方を
介護しながらの日常生活は、非常に苦しく大変なものです。
しかし、介護は必要なものですね。今までご家族を支えてきてくれたご高齢者に、
楽しく満ち足りた日常生活を送ってほしいと願うのは、どのご家族も同じではないでしょうか?
そうした状況を救うためにあるのが介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)です。
利用される要介護者が気持ちよく利用でき、またご家族も安心して入居させることのできる施設が好ましいですね。
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)において、ご高齢者が気持ちよく老後を送り、日常生活を円滑にすごすことができるように、よりよいサービスを願うばかりです。
介護老人保健施設
介護老人保健施設とは、医学的管理をしながら、介護や機能訓練のためのリハビリテーション、レクリエーション、そのほか、必要な医療、また日常生活のサポートを目的とした施設です。
ケアマネジャーさんとかが時々言う「ろうけん」というのはこの施設のことです。
日常生活に支障があるご高齢者であり、また医療も必要としているという場合に利用できる施設です。
施設において立てたケアプランに医療プランを組み合わせ、家庭に復帰できるように、機能訓練をしながら日常生活を送るという入居型。
さらに、在宅介護の一環として利用されているのが、ショートステイ、短期入所量要介護です。
介護やリハビリなどを受けながら、3日、1週間など、短い期間の入所ができます。
介護をされている方が冠婚葬祭の場合や、旅行、さらに介護疲れといった状態になったときに、利用したいサービスですね。
また、通所でのリハビリテーションサービスなどもあります。
10時頃から通所し、午後3時くらいまでが一般的なようです。
介護される方が買い物や掃除、洗濯という家事に追われえている時間に、
介護される方は、食事やおやつ、レクリエーションなどで過ごしてもらえます。
通所でのサービスの目的は、利用される要介護者がなるべくご家族と一緒の自宅での生活をすごされるように、
という在宅での介護を支援しようというものです。
通所や短期入所ならそれほどの金額にもなりませんので、経済的負担も小さく済みます。
介護という重労働を少しでもやわらげてもらいたいというサービスでもあります。
こうしたサービスをうまく活用して、笑顔の介護をしていきたいものです。